にょろにょろブログ

にょろにょろと地をはいつくばりながらえへへと笑っている。ただ思っていることとかを書くだけのブログです

コロナの時代の愛

タイトルは本文と全く関係ありません。元ネタの本も読んでません。ハビエル・バルデム主演で映画化されてることだけは知ってる。

いつもスマホから書いていますが、久しぶりにパソコンから更新してみます。

 

コロナはいつおさまるんだか全然わからないし、どこにも所属できていないし、この状況だとずーっとこのままなんじゃないかなんて気もして、不安になったりしています。でも、不安になったところでこの状況を変えられるわけでもないし、幸い住む家とか食べるものには困っていないし、翻訳その他の家でできる仕事は細々といただくことができていて、家族も友達もいて、家から出なくてもあったかい春の日差しが入ってきて、そういったことに幸せやありがたみを感じながら淡々と生きています。

洗濯物を干す。掃除機をかける。冷蔵庫にあるもので適当に料理をする。ベランダで育てているプルメリアに水をやる。料理用に買った安いワインを夕方にちょっとだけ飲む。こういうちょっとしたことが気持ちを上向かせてくれます。

 

SNSを見ているとげんなりすることばかりです。社会とか政府とかに疑問や批判精神を常に持つのは大事だけど、あんまりそういうものにさらされすぎて怒ってみても、いま・このときの自分の状況は変えることはできないから、ただただ自分のできることをして、静かに、平和に待っていようと思います。もちろん選挙のときには必ず投票に行くけれど。ただやっぱりニュースにアンテナを張っていなければ絶対にダメだとは思うので、うまくバランスを保ちながら。SNSじゃなくてニュースサイトとか新聞社のウェブサイトから情報を得るといいのでしょうね。

 

それから、私は映画やゲームが大好きなので、そういったものにもすごく助けられていると感じています。

洋画は大好きなくせに、海外ドラマはほぼ見てこなかったのですが、最近になってたくさん時間ができたことや、NetflixAmazonプライムのおかげもあり、少しずつ見るようになりました。ドラマは映画と比べるとコメディ寄りのものが多いと思うので、こういうときにはすごくいいんではないかという気がします。

それと、Nintendo Switchの「あつまれ どうぶつの森」は精神衛生上とてもよい。のどかな島で魚を釣ったり虫を取ったり、お花に水をやったり。現実と同じように太陽が昇り、沈み、雨が降り、風が吹く。ゲームの箱庭の中は平和で、かわいい動物の島民たちも、毎日思い思いにヨガをしたり、広場の掃除をしたり、かけっこをしたりしている。見ているだけで平和な気持ちになります。インターネットで通信をすれば、友達の島に行ったり、友達を招いたりできます。ヴァーチャル空間の砂浜で友達とかけっこをしていたら、なぜだか子供の頃、夕方の公園を走ったときの気持ちを強烈に思い出しました。

ただ、ハチに顔を刺されてぼこぼこになったり、タランチュラに刺されて気絶したり、家のローンを払うためにお金を稼がなければいけなかったりもします。そういう緊張感がなかったら、あまりにものんびりしすぎていてゲームとして面白くなかったかもしれないけれど。

 

とはいえ現実逃避ばかりしているわけにもいかないのです。いつかはコロナもおさまるはずなので、その時をのんびりとした気持ちで待ちながら、同時にこつこつと準備もしておかなければいけない。

通訳学校は4月から新学期だったのが、コロナで開始が後ろ倒しになってしまったので、先月に引き続き、学期中にあまりやる余裕のなかった勉強や、先学期からの課題を克服するための訓練をしたりしています。のんびりとですが。のんびりやってる場合じゃないんだろうけど。ストイックにやれないなら向いてないからやめちまえなんて声も飛んできそうですが……自分なりにしかできないし、やれるだけやるだけです。先学期は、進級はできなかったけど明らかに向上はあったし、手ごたえが少しあったことで毎日の努力にも楽しさや希望を見出せるようになったのがよかった点です。

あと、レベルが低すぎて学校では同時通訳の訓練はまだやっていないのですが、同時通訳ができないと雇ってもらえないんだなぁというのはよくわかったので、いろいろな方にアドバイスをいただきながら、見様見真似で練習してみたりしています。まだ全然できないけど。辛い。とはいえストレッチしていかないと上手くもならないから、こつこつ頑張ります。

 

「きっと役に立つ」と信じながら少しずつできることをやっていくしかないんですよね、何事も。

はやく世の中が平常運航に戻りますように!

 

 

 

(パソコンからだからAmazonのリンクを貼ってみる)