仏検1級を受けました
ずっと更新してませんでしたね。
この2ヶ月間、相変わらず通訳学校に通ったり、ナショジオを英語で読み始めて最高に楽しかったり、ツタヤプレミアムに入ってマーベルシネマティックユニバースのDVD大量に借りて全制覇したり、ゆるーくランニングを始めたり、フランス語学校に行き始めたけどあっという間に飽きて面倒になったり、勉強のスランプが来て何もしたくなくなったり……と、書きたいことはいろいろたくさんあったのですが、タイミングを逃しておりました。仕事も若干内容が変わって少し責任が重くなったりしましたし、楽しくも忙しくしておりました。とにかく私は元気です。
というわけで今日ついに仏検1級を受けてきました。
ただ上にも書いた通り、4月に申し込んでからほぼ勉強せず、Podcastも聞かず、Le Mondeも読まず、一応日常会話レベルで話したり聞いたりはしてましたが、こんなこと勉強して何になるんだろう、という気持ちになったし、フランス語に気持ちを割く余裕がなくて、過去問2回解いてからは(というか聞き取り・書き取りは一度もやってない)、難しさに打ちひしがれて何もせず、しかし申し込んじゃったから仕方ないし、高2のセンター同日模試と同じようなものというつもりで受けました。あーもうめんどくさい、という気持ちで会場に向かいました。
試験の内容は語彙や前置詞を筆頭に、わからないところだらけでした。しかし試験時間中はなんだか楽しかったような気もしました。そして全然できなかったのだけれど、思ったほどひどくもなくて、半分くらいは取れたかなって感じでした。半分じゃ落ちることに変わりはないですが、6割くらい取れてれば受かるらしいので、今からゆっくりやってけば来年受かるかな、と希望が持てました。結果的にすこーしだけモチベーション上がったからよかったかな。
ほんとは時間があればナショジオの素晴らしさについて書きたいのですが、今日はとりあえず仏検終わったよってことだけ。
また時間があるときにゆっくりいろいろ書きたいと思います。
「3歳児に戻りたい」、と思う瞬間ありましたわ…
前回の記事で、「学生時代は楽だからという理由で3歳児に戻りたいと思うことがよくあったが、今は今が楽しいのでそんなことはつゆほども思わなくなった」というような話をしましたが、大嘘でしたね。戻りたい。3歳の吸収力の高い脳みそが欲しい。
3歳の頃はCMの歌からワイドショーの有名人の発言、意味もよくわかっていない九九、その他あれこれ、なんでもスポンジのように吸収していた(おまけに今でも覚えている)のですが、徐々にものを覚えるのが大変になってきて、高校くらいですでにきつかったですが、今やもう目も当てられない状態です……こんなふうではどうやって通訳者になどなれるのだろうか、と途方に暮れるばかり。
英語とフランス語をやっているので、英語を始めた13歳の脳みそと、フランス語を始めた19歳の脳みそに圧倒的な差を感じたことがあります。フランス語の覚えられなさときたらもう。もちろん英語の方が学校で毎日丁寧にみっちりたたきこまれたので、単純に脳みその差とも言い難いのですが、それでもなんというか、「頭の回らなさ」を感じる。
小学校6年生くらいの頃は、勉強していると確実に「頭の回っている感じ」「脳みそが動いている感覚」というのがあったのですが、最近何をしてもその頃のような鮮烈な「脳の動き」を感じなくなりました。脳全体があたたまって、コリをほぐすように柔らかくうねっていくような感じ。それがもういつからかわかりませんが、なくなってしまった。その感覚を取り戻したいと思いつつも、それは不可能なのだろうなぁ……。
そんなわけで猛烈に3歳(の脳)に戻りたい今日この頃です。
というのも、英語の通訳学校に加えて、仏検合格のためと勉強のペースメーカーとしてフランス語の普通の語学学校にも通うことにして、加えて会社で取らねばならない資格の勉強(去年落ちた)もせねばならず、これから半年くらいが恐ろしくてたまらないのです。カムバック、柔軟な脳みそ……!
ちなみにフランス語に関しては通訳学校も検討したのですが、あまりにもレベルが高すぎたり、高くないものはあえなく不開講となってしまったりということがあり、そもそも自分のフランス語がそのレベルにまだ達していないということに気づいたため普通の総合クラスにしました(もっと早く気付けよ……)。今年1級取らないとまた一年いろんなことが伸びてしまうので必死です。お財布も瀕死です。
いろいろ欲張りすぎているような気は否めませんが、先学期の通訳学校の勉強を通して「前よりがんばれたけど、たぶんもっともっとがんばれる」という自信と手応えを得たので、頑張りたいと思います。ただ、ここまでヘビーなものを3つ同時並行でというのは去年はなかったので、どうなることやら……。
忙しい上にお金もなくていろいろと辛い感じですが、秋まで駆け抜けるつもりで頑張りたいと思います。
「3歳児くらいに戻りたい」、と思わなくなった
随分ご無沙汰してしまいました。
今年に入ってから2ヶ月が経とうとしています。
去年の終わり頃は結構仕事が忙しくて思うようにやりたいことができなかったりして、気持ち的にとても辛かったのですが、年が明けて仕事の量が減ったと同時に、取り組み方や心持ちを変えたらだいぶ楽になりました。勉強などやりたいことをやったり、自分が欲しいものを買ったり(というかそれが欲しいことに気づいたり)ということができるようになってきました。
気持ちが前向きになったのと同時に、ラッキーにもやってみたいことをやるチャンスをいただけたりしております。
通訳学校も今週で学期が終わります。
今期は、前半は仕事が忙しいのと、授業内容が難しくなってちょっとついていくのが辛くなってしまったので、あまりきちんと取り組めませんでしたが、後半はフランスに行って気持ちが切り替わったのもあり、どうにか勉強のペースを作ることができたように思います。
先週、英日の先生と学期末面談がありましたが、あまり厳しいことは言われず「この調子で頑張ってください」という内容だったので、ほっと胸をなでおろしました。ただ、今のクラスは一発で進級することはほぼないそうだし、自分の手応えも「まあ、うまくはなった感じするけどまだ英語は出てこないし、日本語はしどろもどろだし、ぼちぼちってところかな」という感じなので、先生の言葉は
「(進級させないけど)この調子で頑張ってください」という意味で受け取りました。結果は来週わかります。どきどき。
今年はフランス語のスクールも行こうかなぁとか考えておりますが、どうなることやら。
そんな調子で、忙しくも夢に向かってちょっとずつ進んでいる実感をもって、楽しく過ごしております。
で、タイトルに戻ります。
小学校から大学まで、もちろんすごく楽しい瞬間もあるのですが、概ねだるくてつまんなくて、「毎日めんどくさいなー、3歳くらいの子どもはかわいくて遊んでたらよくて、自分のことなんか何もしないで済むからいいな、戻りたいな」なんて思ってることが多かったのです。(今思えば3歳児だってお友達にいじわるされちゃったり、弟や妹ができてヤキモチ焼いたりして辛かったりもするし、いろいろあるのにほんとに失礼)
しかしここ最近やっと、そういうことを一切思わなくなりました。
それは単純に、やっと精神が大人になったからということかもしれませんが、それだけでなくて、自分のやりたいことや将来の目標ができて、やっと自分の手で自分の人生を動かしていく感覚をつかむようになったのと、今夢中になったりワクワクできることがあるからなのだろうと思います。
もっと大人になって人生の苦い部分をたくさん味わったら疲れていってしまうのかもしれないけれど、まだしばらくは夢中で目の前のことを追いかけていたいな、と思います。
もっともっと、でもすこしずつ、いろいろ広げて、欲張って、頑張っていきたいです。
タイムリミットまであと2年。
さよなら2017
昨日フランスから帰ってきました。
ここ最近勉強といったら英語か宅建(落ちたけど)で、フランス語はずっと日常で話してはいたものの、なんとなくフランスという国と自分との距離は少しずつ開いていました。でも今回このタイミングで行けて本当に良かった。
秋くらいから仕事が増えてストレスが強くなり、だんだん気持ち的にいっぱいいっぱいになってました。フランスはその切羽詰まってガチガチになったこころをゆっくりとかしてくれた感じがします。テロが危ないとかいろいろ言われますが、やっぱり私はフランスが好きなのだなぁと思いました。初心にかえる。ほっと安心できる。そんな場所です。
そして今回フランスに行って、やっぱりまだまだ夢を諦めてはいけないという気持ちにさせられました。
日々の仕事に忙殺され、自分のやりたいことは二の次三の次、疲れてあんまり時間も取れず、「もう諦めるしかないかな…」という気持ちになったことも今年何度かあったのですが、やっぱり、きっと叶うと信じて頑張り続けようと思いました。そしていつかはフランスに住みたいなぁと、そんなことを考えた滞在でした。
今年は忙しい年でした。頑張りが足りなかったことも、頑張りが報われなかったこともありました。今もまだ少し、いっぱいいっぱいな気持ちは残っています。でもきっと、あとから振り返った時に、大切な一年だったと思えると思います。夢に向かってちゃんと、一歩を踏み出した年だから。
来年も自分のペースで頑張りたいと思います。
皆様にすてきな2018年が訪れますように。
堪え難いほどの、知的好奇心の枯渇
英語の上達には多読がいいよ、とか、ナチュラルな言い回しを学ぶには海外ドラマがいいよ、なんて言いますが、
そもそも英語以前に「これを読みたい!」とか、「これを見たい!」とか、最近ぜんぜん思わなくなってしまった。
読書にしろ、映画やドラマを見るにしろ、ゆっくり集中するための時間や場所が必要だけど、そんなものはなかなか手に入らないのです。まあ、それは無理やり作るもので、あれがないとかこれがないとか言い訳をすべきことではないのかもしれませんが。
しかし根本的な原因は時間や場所の不足ではなく、知的好奇心の不足なのでは、とふと今、気付きました。
小さい頃は本ばかり読んでいたし、去年は仕事の合間に本を買っては休み時間に読み進めたりしていたのですが、別に今読みたい本も、本を一冊読んでまで知りたいような事柄もない。特に小説は読まなくなったなぁ。
映画にしてもそうです。元々映画好きなので、話題作や今まで見てきたシリーズの続編を見るために映画館に行きはするけれど、見たいなぁ、楽しみだなぁという熱い気持ちは確実に目減りしている。ドラマはもともとほとんど見ないけれど。長いし。
なんでこんな風になってしまったんだろう、と考えてみたけれど、たぶん全てが手軽になってしまったことなんだろうなと。
知りたいことがあれば本なんか読まなくても、ウィキペディアでさらっと見れば大体のことはわかる。ちょっと見たいけどお金や時間をかけるほどでもない、あるいは怖かったりグロかったりで見たくないけど興味はある映画やドラマは、そこらじゅうのウェブサイトにいくらでもネタバレが出てる。海外の新聞なんかわざわざ時間をかけて読まなくても、読んでる間にすぐ日本語の情報がネットに出る。そんな状況に慣れすぎてしまったのかもしれません。これは非常に良くない。良くないことはわかってる。けどゾンビみたいにネットの世界を徘徊するのです。
子どもの頃のような好奇心はもう戻ってこないにしても、最低限何かへの好奇心が蘇ってくれなきゃ、わたしは通訳や翻訳の仕事なんかできないだろうし、こんな味気ない人生悲しすぎる。
と、思ってとりあえずツタヤに来ました。映画借りるぞ〜。戻れ、わたしの好奇心。
(でも考えてみたらこの間一日ほんとに暇だったときに、久々にブックオフで「黒執事」一気読みして、すっごい面白かった。時間があって心の余裕があって、ネットが繋がらなくて原本が手に入るってのが大事なのかしら。たまに携帯切って本屋とかツタヤとか行かねば。)
復活
みなさまこんにちは。
またブログを細々と書こうと思います。日々思ったことをぽつぽつと。
7月から10月半ばまでは、仕事上取らねばならない資格のための勉強に集中しておりました。(といっても数は減らしたと言えど遊んだりはしていましたが)
資格試験の勉強をしていて、「全く興味のないものを無理やり勉強させられたことって、今までほとんどなかったな」と気づきました。強いて言えば、大学受験ときに仕方なく大っ嫌いな数1を勉強しましたが、数ある試験科目のひとつなので点数が悪くても他の科目でカバーできたし、今回ほど追い詰められませんでした。
今回の試験勉強は、正直にいってとても苦痛でした。最初は問題文の意味すらわからないし(日本語なのにですよ)、これがわかったところで特に仕事に大きく直結するわけでもないし、上司からプレッシャーはかけられるし……(ちなみに仕事は楽しいです)
でももし通訳者になってしまったら、駆け出しのうちはなんでも仕事を受けなければならないでしょうし、今回のように全く興味ない題材の仕事が来てしまったら、泣きながら勉強するしかないのですよね。それが働くということか。
ただ、まったく知識ゼロの事柄について勉強して、少しずつわかるようになっていく体験をできたのは、とても良いことだったと思います。学生のとき以来の感覚でした。今の会社に入らなければ一生この知識を得なかっただろうし、自分の興味の範囲外に無理やりほっぽり出されたことはありがたかったです。もちろん大きな苦痛や違和感は伴うけれど、こうやって強制的に世界を広げられていかなければ、いつまでも人は自分の殻から出ることができないのでしょう。
……でもとても苦痛だったけど。大事なことだから何回も言います。
それと、勉強に対する姿勢についても改めて考えさせられました。いろんな人たちが「勉強する場所や時間がない」とよく言うけれども、それが整うことはたぶん一生ないのですね。その中でどう場所や時間を作っていくか。何より、勉強に対する意識を高めていくか。
資格試験の勉強が終わって、10月から通訳学校の新しいクラスに進級しましたが、通訳の勉強にかんしてもそのことを忘れないようにして、毎日ちょっとずつでも努力を重ねることを忘れないようにしなければ。
とはいえ毎日大量に何かをやるというのは結構難しいので、まずシンプルに、毎日洋書を読む・シャドウイングをする・英語のニュースのPodcastを聴く、という3つを続けられるように頑張っています。
今読んでいる本は、「あなたの人生の物語」(テッド・チャン著)というSFの短編集です。表題作は、今年公開された「メッセージ」という映画の原作にもなっています。
Kindleで読んでいるのですが、わからない単語はタップすると自社の画面を出してくれるし、軽くて持ち歩きやすいし、電池は長持ちだしとても便利です。Kindle読書については時間があったらまた記事にしたいと思います。
こんな感じで相変わらずまとまりがありませんが、また色々と書いていこうと思います。どうぞよろしくお願いします。