にょろにょろブログ

にょろにょろと地をはいつくばりながらえへへと笑っている

色々な英語

この間のブログではとりあえずなんとかなってるけどこれからどうしよう、みたいな書きぶりでしたが、実際は一応なんとかなってるから仕事をもらえてるんだろうけど、本当はなんとかなってるかすらも怪しい日々です。壁にぶつかりまくり。まだそんなに高いクオリティのことはできてなくて、本当になんとかこなせているだけ。

 

通訳でいうと、英語の文を組み立てるスピードが遅いこと、正しい文法・語法が使いこなせていないこと、同じような語彙の中でその文脈に適切なものをうまく選べないこと。

翻訳ではピタッとくる日本語が思いつかないこと、英語の慣用表現やイディオムの引き出しが少ないせいでいちいち調べて時間を食うこと、比較的軟かい分野のものでもその文脈に適切な日本語を探すのが難しいこと。

このあたりは正直自分の努力が足りないので、もっとたくさん読み、書き、英英辞書を読み、練習をし、というところにかかってくると思うのですが、それより何よりどうしたらいいかわからなくて困っているのが、通訳のときの訛りのある英語の聞き取り。

 

今の仕事は内容こそ大変ソフトなものの、本当にあらゆる訛りの人とガンガン日常的に出会い、その人たちの言葉を訳さないといけないのですが、いかに自分が綺麗なアメリカ英語に慣れてきたかということを思い知らされています。

マーベル映画に出てくるキャラクターで例えると(しょうもない例えですみません)、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、アントマンスパイダーマンあたりの英語は比較的聞き取りやすいのですが、(理由はわからないのですが)アイアンマンの喋り方はダメだし、ニック・フューリーもなかなかきつい。あとヴィジョンみたいなイギリス英語になると聴解力が落ちるし、マイティ・ソーが「チーム・ソー」という短編で披露しているようなオージー英語になるとさらにダメ。

今日ちょうど初めてアメリカ出身の黒人の方の英語を訳して、「発音がニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)に似てる……!」と思ってびっくりしました。イギリス英語などよりはだいぶやりやすかったですが、ただやっぱり部分的に難しかった。

その国に住んだりすれば慣れるのかもしれませんが、英語圏だけでたくさんの国があるのに、いちいちそんなことできるはずもなく。

こればっかりは現場に出て慣れるしかないのかなぁ、と思います。あとはBBCとかCNNばかりでなくて、あらゆる国の映画やドラマに触れるとか。もちろん、最初に挙げた努力で改善できそうなポイントを克服するのが先決ではありますが。

 

ただ面白いのは、フランス訛り・スペイン訛り・中国訛りの英語は比較的聞き取りやすいこと……!

今まで勉強したことある言語に引きずられた訛りは、発音の規則などがわかっているせいか聞き取りやすいような感じがします。(フランス訛りは単に聞き慣れてるというのもあるかも)

学生の頃かじって結局使えるレベルまで頑張らなかったスペイン語と中国語、大学卒業当時は「あーあ、使えるようになりゃしない語学の単位ばかり取らずにもっと学術的な授業を取ればよかった」なんて思ったものですが、何がどういう形で役立つかわからないですね。

 

訛りであれ、早口だったりもごもご話すといったような話し方の癖であれ、どんな英語でも訳していかなければならないのがプロだと思うのですが、なんて遠い道のりなんだろう、ととにかく途方にくれる日々です。

 

それでも、出来るところから潰していくしかないんですけどね!