にょろにょろブログ

にょろにょろと地をはいつくばりながらえへへと笑っている。ただ思っていることとかを書くだけのブログです

できることをする

コロナ禍で引きこもり生活ももうどのくらい経ったんだかわかりませんが、4月はあっという間に終わってしまった感じがします。何だったんだろう。ほんとに。

手帳を開いてみたら3月28日から引きこもり生活を始めたと書いてあり、もう1ヶ月経っていました。でももっと経ったような感じもする。それなのに何も意味がない1ヶ月だったような。虚無に溶けていった4月。

 

最近の私はといえば、1週間に1回だけスーパーに行く以外はゴミ出しでしか家の外に出ていません。ベランダに椅子を出して座ったり、洗濯物を干したりはしてるけれど。もともとインドア派だし大丈夫、と思ってたけどだんだんちょっと辛くもなってきました。ここ1ヶ月くらい結構ぼーっと過ごしてしまったし。でも今、世の中のためにできることは引きこもること、プラス、消費が落ち込んで困っているもの(牛乳など)を買い支えることしかないかなと思って、ラッシーを作ってガブ飲みしたり、北海道からホタテを注文してみたりしています。

ホタテの段ボールから漁港の匂いというか、海の匂いがして、なんだか泣きそうになりました。次海に行けるのはいつなんだろうな、と。でも少し出かけたような気持ちにもなれたのでよかったです。去年北海道に初めて行って、とても楽しかったので、そのときのことを思い出したりしました。また行きたい。

 

あとはTwitterで作り方を見かけたクランペットを作ってみたり、見たかったけど見ないままでいた映画をやっと見たり、買ってしまったもののあんまり気が進まず読んでいなかった民法の本を読んだり、鉢植えに水をやったり、ストレッチをしたり、ハーゲンダッツの期間限定フレーバーを食べたり、相変わらずささやかなことに幸せを見出しながら過ごしています。

それから、今度献血に行くことにしました。非常事態宣言の前にも行こうか迷ってやめたんだけれど、献血が足りておらず、必要緊急とのことなので、密を避け、マスクをしっかりして、サッと行ってサッと帰るようにします。コロナでもないのに血が足りないせいで亡くなる人もいるかもしれないから、少しでも貢献するため。たった400mlの血でしかありませんが、それでも。

 

こうして改めて書き出すと結構楽しそうに見えるかもしれないけど、やっぱりいつ今の状態から抜け出せるのかわからないし、個人的にも今将来が見えない状況で、じわじわ不安にはなってきます。きっと世の中の多くの人もそうなんだろうなとは思うんだけれど。本当に生活に困って辛い思いをしている人、ひとりで寂しい思いをしている人もきっとたくさんいる。そういうことを考えると悲しくなります。自分にできることなんて、きっとほとんどないんだろうけど、とにかくみんな、友達や知り合いだけでなくて、世の中の人たちがみんなみんな、心身共に元気でいてほしいなと祈っています。

 

今週末から一段と気温が上がるようですが、お日様の力で少しでも状況が良くなりますように。

コロナの時代の愛

タイトルは本文と全く関係ありません。元ネタの本も読んでません。ハビエル・バルデム主演で映画化されてることだけは知ってる。

いつもスマホから書いていますが、久しぶりにパソコンから更新してみます。

 

コロナはいつおさまるんだか全然わからないし、どこにも所属できていないし、この状況だとずーっとこのままなんじゃないかなんて気もして、不安になったりしています。でも、不安になったところでこの状況を変えられるわけでもないし、幸い住む家とか食べるものには困っていないし、翻訳その他の家でできる仕事は細々といただくことができていて、家族も友達もいて、家から出なくてもあったかい春の日差しが入ってきて、そういったことに幸せやありがたみを感じながら淡々と生きています。

洗濯物を干す。掃除機をかける。冷蔵庫にあるもので適当に料理をする。ベランダで育てているプルメリアに水をやる。料理用に買った安いワインを夕方にちょっとだけ飲む。こういうちょっとしたことが気持ちを上向かせてくれます。

 

SNSを見ているとげんなりすることばかりです。社会とか政府とかに疑問や批判精神を常に持つのは大事だけど、あんまりそういうものにさらされすぎて怒ってみても、いま・このときの自分の状況は変えることはできないから、ただただ自分のできることをして、静かに、平和に待っていようと思います。もちろん選挙のときには必ず投票に行くけれど。ただやっぱりニュースにアンテナを張っていなければ絶対にダメだとは思うので、うまくバランスを保ちながら。SNSじゃなくてニュースサイトとか新聞社のウェブサイトから情報を得るといいのでしょうね。

 

それから、私は映画やゲームが大好きなので、そういったものにもすごく助けられていると感じています。

洋画は大好きなくせに、海外ドラマはほぼ見てこなかったのですが、最近になってたくさん時間ができたことや、NetflixAmazonプライムのおかげもあり、少しずつ見るようになりました。ドラマは映画と比べるとコメディ寄りのものが多いと思うので、こういうときにはすごくいいんではないかという気がします。

それと、Nintendo Switchの「あつまれ どうぶつの森」は精神衛生上とてもよい。のどかな島で魚を釣ったり虫を取ったり、お花に水をやったり。現実と同じように太陽が昇り、沈み、雨が降り、風が吹く。ゲームの箱庭の中は平和で、かわいい動物の島民たちも、毎日思い思いにヨガをしたり、広場の掃除をしたり、かけっこをしたりしている。見ているだけで平和な気持ちになります。インターネットで通信をすれば、友達の島に行ったり、友達を招いたりできます。ヴァーチャル空間の砂浜で友達とかけっこをしていたら、なぜだか子供の頃、夕方の公園を走ったときの気持ちを強烈に思い出しました。

ただ、ハチに顔を刺されてぼこぼこになったり、タランチュラに刺されて気絶したり、家のローンを払うためにお金を稼がなければいけなかったりもします。そういう緊張感がなかったら、あまりにものんびりしすぎていてゲームとして面白くなかったかもしれないけれど。

 

とはいえ現実逃避ばかりしているわけにもいかないのです。いつかはコロナもおさまるはずなので、その時をのんびりとした気持ちで待ちながら、同時にこつこつと準備もしておかなければいけない。

通訳学校は4月から新学期だったのが、コロナで開始が後ろ倒しになってしまったので、先月に引き続き、学期中にあまりやる余裕のなかった勉強や、先学期からの課題を克服するための訓練をしたりしています。のんびりとですが。のんびりやってる場合じゃないんだろうけど。ストイックにやれないなら向いてないからやめちまえなんて声も飛んできそうですが……自分なりにしかできないし、やれるだけやるだけです。先学期は、進級はできなかったけど明らかに向上はあったし、手ごたえが少しあったことで毎日の努力にも楽しさや希望を見出せるようになったのがよかった点です。

あと、レベルが低すぎて学校では同時通訳の訓練はまだやっていないのですが、同時通訳ができないと雇ってもらえないんだなぁというのはよくわかったので、いろいろな方にアドバイスをいただきながら、見様見真似で練習してみたりしています。まだ全然できないけど。辛い。とはいえストレッチしていかないと上手くもならないから、こつこつ頑張ります。

 

「きっと役に立つ」と信じながら少しずつできることをやっていくしかないんですよね、何事も。

はやく世の中が平常運航に戻りますように!

 

 

 

(パソコンからだからAmazonのリンクを貼ってみる)

 

      

もう秋になっちゃった

最近ずっと仕事が辛かったのですが、辛かった原因の1つだった仕事が終わりました。とてもうまく行きました。

でも、自分の力でなくて、あくまでいろいろな方に迷惑をかけて、みなさんのお力でなんとか素敵なものになったという感じで、いい形で終わってよかったなぁと思う反面、自分の至らなさをとても感じたりもしました。

でもやっぱり結局は自分でなんとかしなきゃいけないから人に頼ってはいられないんだよな。

夏、見てもらった占いの先生に、「仕事の辛さを乗り切るには、自分で決断していくしかない」と言われたのですが、本当にそんな感じだった気がする。自分で決めて自分で調整してなんとかしていく。多少無理はしてでもそうしていくことでなんとかなっていくのだな、と思いました。

 

とりあえずお世話になったみなさんのところへお礼参りに行かねばなぁという気分。

今日までは辛くて怖くて涙が止まらなかったのですが、今は安心と嬉しさで涙がどんどん出てきます。

私は何か役に立つことができたのかな。

そういう気持ちを持ち続けながらまた頑張りたいなと思います。

 

契約の関係もあり、来年も同じ仕事をしているかはわからないのですが、今日という日があったおかげで、ここに勤めていてよかったなと、そんな気持ちになりました。

素晴らしいものを伝えていくってことは、やっぱり楽しいものです。がんばろう。

 

調子が悪い

なんだか最近気力も体力もなくて、すぐ病気はするし、全然やる気も湧かないしどうしちゃったんだろうという感じです。

3年ほど前から1年に1度くらいのペースでかかるようになった病気が、さらに頻繁になってきてつらい。対処法は身につけているので薬など飲みつつ騙し騙し働くことはできてるのですが、ご飯も食べてるし寝てるし、心当たりがないので、辛い。

仕事もなんだかやりづらい。というか、周りは何も変わってないと思うけど、なんだか上手くできない感じ。前回の記事でやりたいことを見つけたとか言ってたが、それもふわっとしすぎて本当にやりたいのかわからない。フランス語もっとうまくなればコミュニケーションがもっと円滑になっていろいろ楽になるのかなとか思うが、勉強する気力が今全然ない。

今は何もしたくない。そんな感じ。穏やかに毎日過ぎ去るのを待っているだけというような。

 

引越しをしたのですが、それまでの実家暮らしから自分であらゆることをしなければならなくなって、大変になるかと思いきや、毎日家を整えたり、料理をしたり、洗濯をしたりという細々とした家事が、今の私の心を慰めているような感じがします。月並みだけれど、親のありがたさをひしひしと感じたりもしている。

 

どんな場所で何をして働くかってとても難しい。

自分の得意なことが生かせて、お給料が良くて、人間関係がいいところが一番いいが、そんなところはなかなかない。

特に人間関係というのは蓋を開けてみないとわからないし、周りはいい人ばかりだけどなぜか馴染めなかったりすることがあるので、とても難しい。

ただ、「不公平感の強い職場」っていうのは、雰囲気は悪くないように見えても、働いていくうちに辛くなるな、ということに、この歳にしてすでに数回の転職を経た結果、気づいた。

1年後、3年後、5年後、10年後の私は何をしてるのかもわからないし、どうなっていたいかもわからない。

大人になるってそんなものかもしれないですけれどね。

たかが3年

仏検は何も勉強しなさすぎて落ちました。当然だと思う。去年と点数が変わってなかったのがまた面白いですが。

 

最近、とても勉強熱心な上司(フランス人)が日本語の単語をメモり始めたので、サボっていた私もやらねばと思って、全然使ってないフランス語の単語ノートを引っ張り出してきたら、2016年に使い始めてる。(見開き8ページしか使ってないけど。)3年経って、四苦八苦しながらではあるけれどフランス語で仕事してるの、とても感慨深い。その時はきっと遠い夢みたいなことだったんだろうけど、意外と手を伸ばしてれば届いたりするんだなぁ、なんて思いました。思って動いてれば叶うんだな。

 

そして、一旦通訳を脇に置くというか、「とりあえずいいかな」と思うようになり、何がしたいのかわからなくなっていたのですが、なんとなくそれも見えてきた気がします。ツイッター見てたらはっと思いついたのですけれど。これもまた、おっきな夢です。でも自分が本当に小さい頃から好きだったことと仕事の接点がここにきて見えてきたかもしれないです。もう少しよく考えますが、すごくワクワクしています。

これに気づけたのは本当に周りの人が色々な言葉をかけてくれたおかげです。「今の仕事の楽しいところ、もっと掘り下げてみなよ」とか、「せっかくだから本当に好きなことを目指してみてもいいんじゃない?」とか、そういった言葉に背中を押していただきました。そうですよね、最初から無理だなんて諦めることないし、人生一度きりですから、やりたいこととかワクワクすることもっと追っていいんだ。とりあえずまた手を伸ばしてみようかなと思います。

 

そんな、いろんなことが一本の線で繋がる日でした。私は元気です。

 

もうすぐ仏検

だけど何もしてない。

 

新しい仕事が始まって2週間が経ちました。今のところはなんとかうまくやれている気がします。綱渡りというか、手探りというか、そういった感じもまだまだあるのですが、手がけている仕事が「あ、一歩前に進んだな」と感じられる瞬間や、うまく形になって人に喜んでもらえた瞬間に、楽しさややりがいを感じます。

ただ、働き始めということもあり、今は本当に目の前の仕事に集中している状態なので、先のこととか、どうしたいとか、まったく考えられない。まあ今回は「先のことを考えすぎない」、ということは掲げているのですが、やっぱりはっきりした目標がないとなんだか不安になります。

あと、勉強する余裕とかも本当にない。これは忙しいとか時間がないとかでなく、勉強に割くだけの気持ち的なエネルギーがないのです。フランス語は毎日話すからまだいいけれど、英語や通訳に関してはしばらくは放置だろうな……。通訳学校も、キリのいいところまで通おうと思っていましたが、予習と復習がまともにできないのに行くのも意味がないし、学期の途中ですが、やめてしまおうと思っています。いろいろともったいないけど、しかたない。

というかそもそも、将来また通訳をやるかどうかってところにも迷いが。他にも何か面白いことがあればそれでもいい、という思いが強くなり始めています。まだ人生長いし決める必要もないんだけれど。ただ、通訳じゃなかったらどんなことがしたいのか、みたいなのはまだまったく思いつかない。

とりあえず今は仕事を頑張りつつ、いろんな物事や人に触れる時期なのかなーなどと思っています。旅行とかもいけたらいいな。行くとしたら近場のアジア諸国か、フランスとその周辺で、アメリカ大陸への進出はまだ先になりそうですが。

 

さー、今日も仕事してきまーす。

参考書は積み立てみたいなもの

タイトルと中身はそんなに関係ありません。

だいぶ前に買ったビジネスフランス語辞典、ぜんぜん使わないままだったのですが、ここに来て突然最重要参考書になりそうなのです。

「使いもしないのに……」と思いつつついつい買ってしまう参考書ですが、いつ役に立つかわからないし、絶版になることもしばしばなので、将来への積み立てとして気になる本があれば買い続けてもいいんじゃないかななんて思った次第です。

大体はすぐに役に立たないので、物理的にも積ん読として床の上に積み立てられていくわけではありますが。

 

前回の記事で「夏まではフリーランス」とか言ってたのですが、いろいろあって、良さげな仕事が見つかったので先週から会社で働いています。

日々の仕事で通訳とか翻訳はしないのですが、とりあえずフランス語と英語を使える環境というのと、通訳とか翻訳以外にも自分を広げられる環境ということで選んだ今回の会社。

少なくとも、はじめの1週間の感触としては、フランス語はとにかく磨かれそうです。あと会社のあるあたりの雰囲気は好き。上司もすごく尊敬できる人だと思う。

どっちにせよ、目的意識を持ち続けながら、最大限頑張るしかないかなと思います。とはいえ今回はあんまりかっちりした目標とか、いつまでにこれをする、というゴールは自分の中で設けていなくて、とにかく全力でやる、何かを自分から得るというよりは来たものを最大限やる、とかそういうイメージです。その中で、「フランス語で仕事ができます、と言えるようになる」という、ふわっとした目標を叶える。そんな感じ。

遠い将来でいいのですが、やっぱりいつかは通訳の仕事に回帰したい思いもあるので、そんなことを頭の片隅に置きながら。

ただもう、しばらく通訳の勉強は中断しようかなぁ……って気持ち。1週間やってみて、時間が変則的なことがたまにあり、ハードな仕事だなと思ったので。通訳案内士も、せっかく参考書を買い込んだのに、勉強する余裕はまったくなさそう。通訳学校も、わざわざお金を払って校舎を変えてもらって通い続けられるようにしたけど、予習とか復習していく気力もない。慣れたら少し違うのかもしれないけれど、しばらく通訳の仕事はしないだろうし、時間とお金を投資するなら別のところの方がいい気もする。今は。

 

そんな感じで、ちょっとして転換点が来ちゃった感じがします。本当に人生っていつ何があるかわからないですね。どこへ向かうんでしょう。

 

とりあえず新しい仕事がんばりまーす。